10
1 葉のつくり
⑴ 葉の表面のつくり
○葉脈 葉の表面にある筋。 平行に並ならんでいるもの
( 平行脈)と網目状のもの( 網もう状じょう脈みゃく)がある。 ササ
葉脈が平行に通っ ている。
サクラ
葉脈が網目状に通 っている。
あみ
⑵ 葉の断面のつくり
①細胞 葉の断面などを顕けん微び鏡きょうで観察したときに見 られる, 小さな部屋のようなもの。 葉の断面を見 ると, 表側では細胞がすき間なく並んでいる。
②葉緑体 細胞の中に見られる緑色の粒つぶ。
③気き孔こう 葉の表皮にある, 2 つの三日月形の細さい胞ぼう
( 孔こう辺へん細胞)に囲まれた小さなすき間。 ふつう葉の 裏側に多く分布している。 酸素・ 二酸化炭素の出 入り口, 水蒸気の出口になっている。
○蒸散 根から吸い上げられた水が, おもに気孔か ら水蒸気となって放出されること。
⑶ 葉のつき方 葉が重なり合わないようについてい るので, どの葉にも日光がよく当たる。
ヒメジョオン
こう ご つい
交互につく。 対になってつく。 茎を囲むようにつく。 ハコベ キョウチクトウ
くき
2 葉のはたらき
⑴ 光合成 緑色の植物が光を受けて, デンプンなど の養分をつくるはたらき。
⑵ 光合成が行われる場所 葉に光が当たると, 葉の 細胞の中にある葉緑体で光合成が行われる。
⑶ 光合成の原料 根からとり入れた水と, 葉の気孔 からとり入れた二酸化炭素。
⑷ 光合成で発生する気体 光合成で, デンプンなど の養分がつくられるとき, 酸素が発生し, 気孔から 放出される。
▼ 1 葉のつくり
葉
気孔
気孔
表皮 葉緑体
表皮 気孔 孔辺細胞
表側 気孔
●
少●
多 孔辺細胞細胞 葉の断面のようす
気孔
葉脈
光合成と日光・葉緑体の関係を調べる実験 日光
緑色の部分
(葉緑体がない。)ふの部分
変化しない。 デンプンがで きていない。
デンプンが できている。 光合成が葉緑体で行われることを調べる実験
オオカナダモ
青紫色あおむらさき 脱色してヨウ素液
につける。
だっしょく
オオカナダモの葉
体 葉緑
カバーガラス 柄つき針え
▼ 2 光合成のはたらきを調べる実験
講座
第 3 葉のつくりとはたらき
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11
1
葉のつくり⑴ 葉に見られる, 筋のようなものを何というか。
〔
葉脈
〕⑵ 図1の葉で, 平行脈はどちらか。 〔
A
〕⑶ 図1の葉で, サクラの葉に見られる葉脈のようすはどちらか。
〔
B
〕⑷ 図2のXのつくりを何というか。 〔
孔辺細胞
〕⑸ 図2のYのすき間を何というか。 〔
気孔
〕⑹ 図2のつくりは, ふつう葉の表側と裏側のどちらに多く分布しているか。
〔
裏側
〕⑺ 図3のaのように, 葉の断面などを顕微鏡で観察したときに見られる, 小さな部屋
のようなものを何というか。 〔
細胞
〕⑻ 図3のbのように, 葉の小さな部屋のようなものの中に見られる緑色の粒
を何というか。 〔
葉緑体
〕⑼ 葉の気孔は, 二酸化炭素や酸素の出入り口となっているほかに, 何の出口
となっているか。 〔
水蒸気
〕⑽ 植物の葉は, 葉と葉がどうなるようについているか。
〔
重なり合わないようについている。
〕2
葉のはたらき⑴ 緑色の植物が光を受けて, デンプンなどの養分をつくるはたらきを何というか。 〔
光合成
〕⑵ 光合成は, 葉の細胞の中にある何という部分で行われるか。 〔
葉緑体
〕⑶ 図1の葉の断面のア~ エで, 光合成が行われるところはどこか。〔
ウ
〕⑷ 緑色の葉に何が当たると光合成が行われるか。 〔
光( 日光)
〕⑸ 光合成の原料として, 根からとり入れられる物質は何か。
〔
水
〕⑹ 光合成の原料として, 葉の気孔からとり入れられる物質は何か。
〔
二酸化炭素
〕⑺ 光合成によって, 葉でつくられる養分は何か。〔
デンプン
〕⑻ 光合成によって発生し, 気孔から出される物質は何か。
〔
酸素
〕⑼ 図2のふ入りの葉で光合成が行われるのは, ア・ イのどちらか。〔
ア
〕⑽ 葉の緑色の部分の細胞の中にあって, ふの部分の細胞の中にはないと考えら
れるものは何か。 〔
葉緑体
〕⑾ デンプンがあることを確かめるためには, 何という薬品を使うか。
〔
ヨウ素液
〕⑿ 葉で, デンプンがつくられた部分にヨウ素液をつけると, 何色に変化するか。
〔
青紫色
〕A B
1
Y X 2
1
ア
ア
イ
イ ウ 2
(ふの部分) 緑色の 部分
( )
ふ入りのアサガオの葉 エ
1
ア
ア
イ
イ ウ 2
(ふの部分) 緑色の 部分
( )
ふ入りのアサガオの葉 エ
確 認 問 題
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12 図1は, トウモロコシとアジサイ
の葉の葉脈のようすをスケッチした ものである。 図2は, アジサイの葉 の断面や表面の一部のようすを模式 的に表したものである。 次の問いに 答えなさい。
⑴ 図1で, トウモロコシの葉 をスケッチしたものはどちら か。 A, Bから選び, 記号で 答えなさい。
⑵ 図1で, 網もう状じょう脈みゃくはどちらか。 A, Bから選び, 記号で答え なさい。
⑶ 次のア~ エの植物のうち, 葉脈のようすが, 図1のAのようになっている植 物はどれか。 記号で答えなさい。
ア サクラ イ ツバキ ウ ヒマワリ エ ムラサキツユクサ
⑷ 図2の葉の断面のXは何か。
⑸ 図2の葉の断面で, 日光が当たっているとき, 光合成が行われている細胞は どれか。 ア~ エからすべて選び, 記号で答えなさい。
葉緑体がある細胞。
⑹ 葉の表面にある, Yのような小さなすき間を何というか。
⑺ 光合成が行われるとき, Yのすき間からとり入れられる気体は何か。 次のア
~ エから選び, 記号で答えなさい。
ア 水蒸気 イ 酸素 ウ 二酸化炭素 エ 水素
⑻ 図2の葉の断面で, 葉の裏側はa, bのどちら側と考えられるか。 記号で答 えなさい。 また, そのように考えた理由を簡潔に答えなさい。
ふつう, 気孔の数は, 葉の表側よりも裏側の方が多い。
図は, いろいろな植物の葉のつき 方を調べ, 上と横から見たときのよ うすを, それぞれ模式的に表したも のである。 次の問いに答えなさい。
⑴ 図のA~ Cは, どのような葉の つき方をしているか。 次のア~ ウ からそれぞれ選び, 記号で答えな さい。
ア 対ついになってついている。 イ 交こう互ごになるようについている。 ウ 茎くきを囲むようについている。
⑵ 図のA~ Cのような葉のつき方には, どのような共通する利点があるか。 簡 潔に答えなさい。
1
2
A B
1
2
Y X
a
b
葉の断面 葉の表面
イ ア
ウ エ
A B C
1
⑴
A
⑵
B
⑶
エ
⑷
葉脈
⑸
イ, ウ
⑹
気孔
⑺
ウ
⑻
記号
b
理由気孔の数がa
側よりも多い
から。
2
⑴
A
イ
B
ア
C
ウ
⑵
どの葉にも日
光が当たると
いう利点。
練 習 問 題
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13 アサガオのふ入りの葉を使って, 次のような実験
を行った。 あとの問いに答えなさい。
〔実験〕 1 アサガオを一昼夜暗室に置いてから, 図1のように, 葉の一部をアルミニウムはくで おおって, 数時間, 日光を十分に当てた。 2 葉をつみとり, アルミニウムはくをとって,
熱湯に入れたあと, あたためたエタノー ルにつ けた。 次に, 葉を水洗いし, ヨウ素液に浸ひたした。
⑴ 葉をエタノー ルにつけたのはなぜか。 次のア~ エから選び, 記号で答えなさい。
ア 葉をやわらかくするため。 イ 葉の中の緑色を脱色するため。 ウ 葉の汚よごれをとり除くため。 エ 葉のデンプンをなくすため。
⑵ 葉をヨウ素液に浸すと, 図2のa~ cの部分は, それぞれどうなるか。
⑶ 葉でデンプンがつくられるはたらきについて, 次の①, ②を調べるには, 図 2のa~ cのうち, どの部分の実験結果を比べればよいか。 あとのア~ ウから それぞれ選び, 記号で答えなさい。
① 葉緑体が必要かどうかを調べる。
→ 日光が当たり, 葉緑体がある部分とない部分の結果を比べる。
② 光が当たることが必要かどうかを調べる。 ア aとb イ aとc ウ bとc
光合成が植物の葉のどの部分で行われ ているかを調べるために次のような実験 を行った。 あとの問いに答えなさい。
〔実験〕 日光を十分に当てたオオカナダ モの葉をとり, 図1のように, 熱湯に 入れてから, 熱湯であたためたエタノ ー ルの中に入れた。 脱だっ色しょくした葉を水で 洗い, 液Xをたらしてから, プレパラ ー トをつくり, 顕けん微び鏡きょうで観察した。
⑴ エタノー ルをあたためるときは, 直接加熱するのではなく, 図1の❷のよう に, 熱湯であたためる。 このようにしてエタノー ルをあたためるのはなぜか。
⑵ 顕微鏡で観察したところ, 図2の葉の細さい胞ぼうの一部が青あお紫むらさき色に染まっていた。
① 実験で用いた液Xは何か。
② 青紫色に染まっていた部分はどこか。 図2 で, その部分をすべてぬりつぶしなさい。
⑶ この実験から, 葉が行った光合成のはたらきについて, 次の文の( )の①,
②にあてはまることばを答えなさい。
日光が当たると, 細胞内の( ① )で光合成が行われ,( ② )がつくられる。
3
4
→ 葉緑体があり, 日光が当たった部分と当たらな
かった部分の結果を比べる。
1 ふの部分
a ふの部分 b
c
アルミニウム はく
アルミニウム はくでおおっ た部分 2
1
X X
2
3
⑴
イ
⑵
a
青紫色になる。
b変化しない。
c変化しない。
⑶
①
ア
②
イ
⑴ 葉をエタノー ルに
つけて脱色するのは,
ヨウ素液に浸したと
き, 色の変化を見や
すくするためである。
4
⑴
エタノー ルは
引火しやすい
から。
⑵
①
ヨウ素液
② 図2にかく。
⑶
①
葉緑体
②
デンプン
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